素材の優しさが豊かな時間をつくる
技術が素材の良さを引き出すMokuNejiの道具
山中漆器の産地、石川で工房を営む「たにてる工芸」とデザイナー古庄良匡によるプロダクト「MokuNeji」。工芸の世界で受け継がれていた木工轆轤技術に、工業製品のように精緻なネジ切りの技術など異素材との組み合わせから生まれます。道具としての理想形にこだわり、精度の高い職人技が随所に現れる新時代の工芸のかたちです。工芸と工業の新しい可能性を考えた互いの魅力を引き出す製品づくりをしています。
山中漆器産地で培われた高い技術
山中漆器産地の轆轤の歴史は古く、奈良時代にさかのぼります。40種類とも50種類ともいわれている産地独自の 「加飾挽き」の技術を保有し、現在も他産地の追随を許すことがない木工轆轤の生産地です。
MokuNejiシリーズは、そんな山中漆器産地で培われてきた高い木工轆轤の技術と、精緻なねじ切りの技術を使った 「工芸」×「工業」の新しいプロダクトシリーズです。すべての製品には木目の美しい天然木を使用しています。
ぜひ日常の道具として永く使用し、育てて頂ければと願っております。