ヤマサキデザインワークス
ヤマサキデザインワークスの山崎さんは、少し新しい日用品を提案しています。
これはこういうモノ。と無意識にあきらめてしまっているものを、あきらめなかったらどうなるのかという視点でデザインを行っています。
くわな鋳物の蚊やり器
モダンなデザインで、蚊取り線香を使うのが待ち遠しくなるようなこちらの蚊やり器は、三重県・桑名地域のくわな鋳物とデザイナー・山崎宏さんが出会い、誕生しました。
どっしりとした重厚感がありながらも、静かな佇まいの蚊やり器は暑い夏を楽しく過ごさせてくれそう。
製造は、三重県の桑名地域で業務用のコンロを製作しているマルデ鋳器さん。フタの図案はスワミヤさんがデザインしました。火に強く、ヤニ汚れも簡単に落とせる鉄鋳物です。
製造は、三重県の桑名地域で業務用のコンロを製作しているマルデ鋳器さん。
火に強く、スス汚れもさっと落とせる鉄鋳物です。
※お手入れ方法はお取り扱いのご注意をご確認ください。
くわな鋳物と伊勢型紙
くわな鋳物は三重県の桑名地域で作られている鉄鋳物です。
江戸時代に徳川家康の家臣、本田忠勝公が桑名藩主となり鉄砲の製造をはじめたのが起源と言われています。
長い歴史と伝統に育まれたくわな鋳物は、現代に受け継がれ最先端の鋳造技術、鋳造設備を駆使して高品質の鋳物が生産されています。
また、三重県は着物の型染めに使用される「伊勢型紙」が育まれてきた地域で、現代においても染色に用いられるほとんどの型紙が伊勢で作られています。こちらの蚊やり器は同じ三重県の伝統工芸でもある伊勢型紙を連想させるように、夏のモチーフが着物の柄のようにでざいんされています。