SIWA | 紙和について
山梨県市川大門にある和紙メーカー大直が、デザイナー深澤直人氏とともに立ち上げた「SIWA(紙和)」。
この名前には、紙の“シワ”と和紙の反対読みの“紙和”という意味が込められています。
大直が開発した破れない和紙「ナオロン」を用い、紙の可能性を広げる日用品として、優しさと風合いをいかした、さまざまなプロダクトを提案しています。和紙を丹念に精製、縫製し、ひとつひとつ丁寧に生産しています。
職人の手作業による丁寧な縫製で生まれる
SIWA(紙和)のほとんどの製品が職人の手作業による縫製によってつくられており、縫い目が目立たないよう、一つひとつ丁寧に施されています。
シワひとつに対しても「シワ見本」があり、それをもとに、深澤直人氏が生んだ美しく洗練されたデザインを忠実に具現化しているのです。
強度と耐水性を備えた特殊な和紙「ナオロン」という新素材
素材となるのは、大直が和紙漉きの製法で独自に開発した「ナオロン」。木材パルプとポリオレフィンの接合を密にし、紙自体の強度を高めているため、生活用品として支障のない耐久性を備えています。
また、雨の日でも破れる心配がありません。途中で雨がやみ、濡れたままの折りたたみ傘をそのまま入れてしまってもOK。
デイリーユースはもちろんのこと、サブバックとしても大活躍すること間違いありません。
SIWA(紙和)の商品は、デザイナー深澤直人氏が、「ナオロン」をくしゃくしゃにすることで風合いがでることを見出し、その優しさをいかした日用品として提案しています。
和紙特有のしっくりと馴染む手触りと、温もりのある存在感を備え、わたしたちの生活にそっと寄り添ってくれることでしょう。