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堺キッチン2024 数多くの星付きシェフに愛用される名品
【sen 閃】切付ペティナイフ 150mm 磨き

商品番号 sakai-kitchen2024-006
[当店で使えるお買い物ポイント 537 ポイント進呈 ](1ポイント=1円)
価格 ¥ 53,680 税込
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「日本の伝統や文化を世界に拡げる」をコンセプトに生まれた、フランス発のブランド「sen閃」。現地でのヒアリングをもとに、フランス人のアートディレクター、プロダクトデザイナーと共に手掛けました。
刀身はステンレス製の堺打刃物を採用。切れ味鋭い炭素鋼に近いステンレス鋼(銀紙三号)は、熱処理が極めて難しいことから、主に堺でしか取り扱っていない希少な商品です。鍛冶師、刃付け師ともに1日10本程度しか生産できないため価格はやや張りますが、最後の最後、短くなるまで使えるので 費用対効果が高く、環境にも優しいといえるでしょう。
ただ硬いのみならず、熱処理と研ぎの技術により、研ぎやすさと切れ味のバランスを両立。熱処理の温度管理を緻密に行うことで、上質な切れ味と研ぎやすい柔らかさを実現しています。
ハンドルは、持続可能な農法で育てた藍を使った藍染を北海道メープルに施しました。藍色と黒のパターンは主張が強すぎないのに存在感のある洗練されたデザインで、どんなキッチンにもしっくりマッチ。藍染は毎年の藍の出来によって青色の具合が変わるため、濃淡さまざまな色が出るのも魅力です。ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。

食材の旨味と風を最大限引き出す切れ “味”の良い包丁
1)実用性を追求し、使いやすいステンレス製両刃の刀身で、持ちやすさとバランスに最大限配慮し実用性を追求し、使いやすいステンレス製両刃の刀身で、持ちやすさとバランスに最大限配慮した柄の形状を採択
2)刀身・柄藍染の 3者のプロフェッショナルが製作者のプロフェッショナルが製作
3)木目の美しさを見事に浮きあがらせ、藍でしか表現できない風合いを醸し出す、一点一点異なる木目の美しさを見事に浮きあがらせ、藍でしか表現できない風合いを醸し出す、一点一点異なる木目模様








株式会社高橋楠



世界のトップシェフの需要に合わせたブランド「sen閃」

職人が1本ずつ手づくりで仕上げる「堺打刃物」で名高い堺は、プロの料理人用包丁では国内シェアのほとんどを誇るほど。その極上の切れ味は、空前の和食ブームとも相まって、今世界の料理人たちからも熱い注目を浴びています。

そんな海外需要に目をつけたのが、1917年(大正6年)創業の老舗問屋、高橋楠です。100年以上に渡り、使い手と作り手の架け橋として、和包丁を中心に数多くの包丁の製作卸を行ってきました。これまでも自社ブランドを手掛けてきましたが、2022年に、海外向けブランド「sen閃」を立ち上げ、世界に向けた商品開発に乗り出しました。



「当社は『世界中の食文化を、料理の力で前進させる』ことをビジョンに、『世界中で、よりよい料理を志向する人の最高のパートナーになる』をミッションとして日々邁進しています。堺の包丁を世界にもっと知ってもらうためには、既存の製品を海外で売るのではなく、世界の需要に合わせた商品を開発することから始める必要があると思いました」
こう語るのは、高橋楠4代目代表の高橋佑典さん。大学卒業後、外資系IT企業に入社。渡米しMBAを取得後、経営コンサルティング会社や東証一部上場企業経営企画部を経て、家業である高橋楠に入社という、異色の経歴の持ち主です。



堺打刃物と藍染という日本の伝統を盛り込んだ逸品

ブランド立ち上げに際してまず行ったのは、フランスの星付きシェフ複数人へのインタビュー。高橋さん自らフランスのトップシェフと膝と膝を突き合わせ、日本の包丁の認知度・満足点・不満点を中心に細かな意見を聞いたのだそう。

「ヒアリングの内容から、ブランディングは現地の方にお願いするのがいいと考え、フランスに住むフランス人アートディレクターとブランディングを行いました。『sen閃』はフランス人にとって響きのよい韻であること、そして日本刀で切ったときの閃光をイメージし、命名しました」



「日本の伝統や文化を世界に拡げる」という商品コンセプトから、刀身はステンレス製の堺打刃物に決定。問題はハンドルです。

「目ぼしい素材が見つからず悩む日々を送る中、転機が訪れたのは、徳島の藍染会社との出会いでした。彼らは、環境に配慮し、完全無農薬の持続可能な農法で藍を育て、伝統技法を用いて藍染を施しているというのです。私たちのコンセプトにぴったりの素晴らしい天然素材。藍染のブルーはフランスのカントリーカラーであり、Japan Blueでもあります。これだ、と思いましたね」



第2弾としてアメリカ進出に挑む
こうして生まれた「sen閃」は、その後改良を何度も重ね現在のかたちに。2023年の国際展示会では好評を博し、欧州各国の小売店で扱われることになりました。

「今は第2弾としてアメリカ向けの新商品開発に着手しているところです。アメリカでは、ギフト市場にステーキナイフ、プロ市場に洋包丁の開発を進めています。市場調査としてニューヨーク、デンバー、ロサンゼルスの包丁小売店を訪問し、ヒアリングを行ったので、その内容を商品開発に活かしたいと思います」


新しい工房に若い職人を迎え新たな一歩を踏み出す
高橋さんは、世界に目を向ける一方で、堺打刃物の業界の未来を見据えます。
「堺の和包丁は分業制で、伝統的に鍛冶職人、刃付職人、柄職人が分かれていますが、職人不足が叫ばれる中、時代の変化とともに業界も変わっていかないといけません。そんな思いから、弊社では堺打刃物を一貫生産できる工房を新設しました」

そんなタイミングで、まるで引き寄せられるかのように門を叩いてきたのは、安達凛さんでした。彫金の専門学校を卒業したばかりの22歳。ふわりと柔らかな雰囲気の中に芯の強さを感じます。

「包丁づくりは楽しくて1日があっという間です。この業界は男性基準のものが多いので、教えてもらったことをそのまま採用するのではなく、自分なりに試行錯誤しています。女性ってだけで『やれるの?』と言われることもあるけれど、負けませんよ。負けん気は強いんです(笑)」
と、なんとも頼もしいコメント。






新しい工房に若い職人、世界に向けたプロジェクト……。伝統を守りながらも攻める気持ちを忘れない前向きな姿勢は、伝統工芸の古い業界に一石を投じ、業界全体を次のステージへ誘うエネルギーとなるはずです。新たな挑戦に果敢に挑む高橋楠から、今後も目が離せません。



取材・文/土屋朋代 撮影/佐藤裕


ブランド
高橋楠
生産地
大阪府堺市

商品説明

サイズ
刀身:150mm 刃渡り:140mm 厚み:mm 硬度:60
容量(ml):-
重量(g):90g
材質:刀身:ステンレス(SUS405)
ハンドル:藍染の木製(北海道産の楓・徳島県産の有機藍)
商品詳細
化粧箱:〇
電子レンジ:-
オーブン:-
食器洗浄機:×
IH:-
直火:-
備考
化粧箱:〇
食器洗浄機:×
配送・ギフト
ラッピング:×
ギフトカード:×
熨斗:×
メール便:×

【sen 閃】切付ペティナイフ 150mm 磨き取扱説明書

ご購入前にお読みください

  • ・工房から直送商品となり、同梱不可です。
    ・水に浸けたまま放置したり、食洗器・乾燥機での洗浄は木柄の割れ、破損に繋がりますのでお控えください。

お手入れ方法

  • ・工房から直送商品となり、同梱不可です。
    ・水に浸けたまま放置したり、食洗器・乾燥機での洗浄は木柄の割れ、破損に繋がりますのでお控えください。

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