卓越した轆轤技術で生み出される、料理が喜ぶシンプルなうつわ
佐賀県唐津にて陶芸家中里隆氏の長男として生まれ、テーブルに潤いを添えるシンプルで洗練されたうつわをつくる中里太亀さん。おいしいもの、季節のものを味わってみんなと楽しく食べたい、そんな気持ちや食事の在り方を大切にし、実用的でおおらかさのある焼き物を生みだしています。
モダンな美しさを秘めた味わい深い焼き物
隆太窯 | 作家 中里 太亀
1965年に佐賀県唐津に生まれる。父、中里隆のもとで焼物を始める。1995年伊勢丹新宿店にて、初個展開催。「隆太窯」は、十二代太郎右衛門(無庵)の五男である中里隆氏の隆と十二代太郎右衛門の太の字から名付けられた窯名。モダンさを兼ね備えた焼物が隆太窯の特徴。おおらかさのあるシンプルで洗練されたかたちは幅広い層のファンを惹きつけ注目されている。
料理の色味を引き立て、日常使いで楽しむ唐津焼を届ける隆太窯
使いやすさのあるうつわでないと誰も使ってくれない。そんな想いから、料理を盛ったときのことや手に取ったときのこと、道具として便利さを追求し、うつわならではの美と共に表現されています。そのうつわの姿は生活の豊かさを教えてくれるものであり、食器選びや盛り付けなどうつわひとつで料理の楽しさが広がります。