ひとつひとつ手作業で製作している関係上、下記のような状態のものもございますが、製造元の品質基準をクリアしたものをお客様に提供しており、ご使用には支障はありません。
手作業で製作しておりますので、何卒ご了承くださいませ。
※以下のような特徴は「不良品」として返品や交換の対象外となりますので予めご了承ください。
- 本体の角部分は、内側にひいた錫がわずかに溜まっている場合がございます。
- 内側にひいている錫が外面にも付着している場合がございます。
- 生産工程上による鍋の小さなキズ・溶接時に高熱により生じる周りとの色違い及び鍋表面のムラなどは、品質上問題ありません。
- 油が馴染んでくると、内側の錫が変色しますが、ご使用には支障はありません。
- まれに内側の錫が一部剥がれてしまっている場合がございますが、ご使用には支障はありません。
- 記載されているサイズと若干の差がある場合がございます。ご了承ください。
<ご使用の前に>
水洗いをして、水を鍋の7、8分入れて沸騰させてください。
<ご使用後のお手入れ>
内側
水洗いで調理の汚れを落とすだけで十分です。 洗剤を使う場合、柔らかいスポンジで洗ってください。 汚れの気になる場合は、クレンザーで洗ってもかまいませんが、錫引きされた表面は柔らかいので傷がつき、いずれ錫が削られ鍋の地肌がでてきます。その場合、食品が鍋に直接接しても無害です。
外側
水洗いをし、水気を除いたのち、柔らかい布で乾拭きしてください。 汚れの気になる場合は、クレンザーで磨いても構いません。銅の光沢は戻りますが、空気に触れていても銅の表面は変色します。
<ご注意>
- 絶対に空焚きしないでください。強火で空焚きすると内側の錫が溶けて固まることがあります。
- 鍋の中に料理を一昼夜入れたままにしますと、料理の表面に薄青い銅化合物が出来ることがありますので、残ったお料理は別の器に移して保存してください。これは、銅イオンが微量に溶け反応した結果ですが、衛生的にみても心配はありません。
- IH調理器に対応しておりません。
<緑青について>
湿り気の多い所に放置しておくと銅の表面に銅の錆「緑青」が出ます。 「緑青」は長い間、有毒と教えられてきましたが、厚生省の研究により無害と認定されました。(社団法人日本銅センター資料による) しばらく使わずにいたら鍋の内側に「緑青」が出てしまった、というような場合でも、普通に汚れを落とすのと同じ感覚で洗い落してください。そのままご使用になれます。