薄くて軽い。そして、しっかりと切れる

野菜を切るのに適した菜切り包丁がご家庭に一本あると、料理がはかどること間違いなし。志津刃物製作所の「ゆり/菜切り包丁」は全長295mm、刃渡り175mm、重量110gと使いやすいサイズで、どんな野菜でもストレスなくカットできます。シンプルでスマートながら、使いやすいよう、細部まで工夫がされています。たとえば、持ったときの軽さ。ブレードと呼ばれる刃の部分を、可能な限り薄く仕上げることで、食材を切る時の抵抗を抑えています。女性でも、余計な力を入れずに扱うことができ、従来の包丁よりも小さな力で切ることができます。

広めの刃でも重くない、菜切り包丁

身幅が広いので、キャベツや白菜といった厚みのある野菜もスパッと一気に切れ、適度な重さがあるため、大根やカボチャもストレスなく切れるのが菜切り包丁の良いところです。大根の皮むきはもちろん、千切り、みじん切り、ザク切り、輪切り、細切りなど、さまざまな切り方に対応可能。また、野菜だけではなく、豆腐をさいの目に切るのにも便利です。刀身が長方形タイプで一見扱いにくそうに見えますが、刃が薄く作られているため食材の抵抗を抑え、力をあまり入れなくてもサクサク切れ、長時間使用しても疲れにくいのが嬉しいポイント。

シンプルさの中に、切れ味と傷みにくさのための工夫を

「ゆり」のブレードは、両側にさびにくいステンレスを、芯材に切れ味が長続きするモリブデンバナジウムステンレス鋼を使用した三層鋼。繊細で品のあるたたずまいながら、包丁にとって一番大切な「切れ味の良さ」を追求しています。

さらに、工夫は、ハンドル部分にも。従来の包丁は、ハンドルとブレードの隙間に水が入りやすく、それが傷みの原因にもつながっていました。そこで、「ゆり」では、ハンドルとブレードの間に口金を設けることで、水の浸入を防ぎ、包丁が長持ちするよう作られています。