ヨシタ手工業デザイン室
ヨシタ手工業デザイン室は「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」、「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」、とういう思いから手工業とい名前がつけられました。風土や環境と伝統の豊かさに生かされていることを知り、デザインすることで今日の蔵に少しでも還元したいという思い出制作されています。
ステンレスラウンドバーシリーズ
ラウンドバーシリーズが作られているのは、金属加工の伝統がある新潟県燕市。ヨシタ手工業デザイン室のデザインナー吉田さんは、この地でラウンドバーシリーズに使われているステンレス材に出会いました。
丸棒を押しつぶして板状に形成されたステンレス材は、元々は水差しのハンドルように作られていたものだそう。サイドに丸みを帯び、握った時に手になじむその柔らかな感触はどこかあたたかさを感じさせます。
その素材の印象と金属加工の技術をデザインにとりいれ、このラウンドバーシリーズが誕生しました。