企画から生産まで自社で行うセラミック製品メーカー
「その時点で世の中に存在しないものをつくる」をコンセプトに、約25年前から塩、胡椒、胡麻等を挽くセラミック製刃のミルやセラミック製おろし、しょうゆ差し等を製造しているジャパンポーレックス。
特殊なセラミック成形技術とシリコーンを高精度に密着させる技術を駆使した製品は、自社で企画、開発し鹿児島県霧島市の自社工場で生産しています。
新商品はもちろんのこと、主力商品のコーヒーミルやお茶ミルは粒度調節やハンドル操作を改良するなど、使い手によりよい製品を届けたい想いで日々の技術開発の努力を惜しみません。
現在はコーヒーミルを中心に海外での販売にも力を入れていて、総売上の約4割を海外が占めていると日本のみらならず海外でも愛されています。
大阪ではじまり、鹿児島で続く、セラミック製品の開発と生産
霧島連山や桜島と豊かな自然に囲まれた鹿児島県霧島市に本社と自社工場を構えているジャパンポーレックス。
1978年の創業当初は大阪でセラミック製品の開発、生産、販売の全てを担っていましたが、生産工場が手狭になったことをきっかけに1991年に誘致企業として工場を霧島市に移転。
さらに2011年に代表取締役に就任した上岡氏は、工場で働く従業員や鹿児島の人々の強さと優しさ、風土に魅了され、鹿児島の魅力をアピールしたいと2016年に本社も霧島市へ移転しました。
本社移転後に初出品したお茶ミル・Ⅱは「2017かごしまの新特産品コンクール」で鹿児島県知事賞を受賞。
コーヒーミル・Ⅱとコーヒーミル・Ⅱ(ミニ)は「令和2年度九州地方発明表彰」で文部科学大臣賞を受賞と数々の功績を残しています。
個性を生かした唯一無二のセラミック製品
家庭での定番となるシンプルなデザインを目指しながらも、自社の個性を生かした面白く楽しいものづくりを信念に、食材に適したミルや目的にあわせたおろし、とさまざまな用途の家庭用品を提案しています。
さらに製品を開発、生産するための機械も全て自社で開発、設計するという徹底ぶり。
その妥協しない、セラミック製品作りに真摯に向き合う姿勢が他社が追随できない特徴をもつ商品を生み出しているのです。
また、パッケージには「made in Kagoshima Japan」と表示し、世界へ鹿児島の魅力をアピールするユニークな取り組みも行なっています。