土楽窯
土楽窯は三重県伊賀の里に七代続く伊賀焼の窯元。
現在では伊賀の窯も機械化が進み、機械で量産する土鍋も増えていますが、「土楽」では、職人さんがろくろを回し、時間をかけて、手びねりでつくっています。
機械で作るかたちが均一な土鍋と違い、ひとつひとつゆがみや焼き色が違って、似ているけれど、他とは違う「一点もの」の土鍋ができあがります。
“食べるための器”として作られた土楽の土鍋は、大らかでありながら、美しいデザインのため、食卓にもそのまま出せるほどです。
奈良時代からつづく、歴史ある伊賀焼の産地
土楽窯があるのは伊賀焼の産地、三重県伊賀市。
緑に囲まれた伊賀は、暑さを感じさせない透き通った空気が流れています。
山間には伊賀焼の窯元が二十数軒集まり、隣の信楽焼(滋賀県)の産地まで車で10分ほどと、沢山の窯元が集まっているまさに焼き物の里と呼べる地域です。
すべての料理に活躍してくれる
土楽の土鍋は、どんな料理でも美味しく仕上がります!
土鍋に鉄釉(てつぐすり)を使うことで、そのまま油を引いてステーキを焼いても大丈夫という、珍しい土鍋です。
一般的な土鍋が鍋料理のみの使用に対して、煮る・焼く・炒める・蒸すといったさまざまな用途に使え、土鍋を使い込むことで料理に味がしみ込みやすく、美味しくなります。
鍋料理以外にも使用できることで、一年中ご利用頂ける土鍋です。